たまちゃん
ジュエリーブランドNUDGE代表
仕事も暮らしも、BE you.で生きる
#自宅出産
#暮らしの実践者
「受講前後で劇的変化があったというよりは、もっともっと大きな価値をFOLKEからもらった感じがしています。実践をする仲間ができて、Be you.であるためのピースを、たくさんギフトされました」by たまちゃん
絵を描いたり、ものを作ることが好きだったので、美大への憧れもあったが、親の勧めもあり普通の四年制大学へ。それでもクリエイティブな仕事への憧れは消えなかった。縁あって新卒で入ったリクルートでは、飲食店向の広告営業を担当。個人店が多いエリアを受け持つことになった。想いやこだわりのある小さな個人店が、広告費を多くは払えないために埋もれていく。その資本主義の原理に歯がゆさを感じながらも、営業成績は常によかった。4年目では現場を回り感じたことを商品・サービス開発に生かしたいかしたいと思い、手を挙げて企画の部署に移り、根本的に営業時代の歯がゆさにも立ち向かってみた。「心が持たない」と気づいたのは、それからほどなくしてのことだ。大きな会社の歯車はそう簡単には動かせないと悟った。ずっと当てもない与えられた目標に向かっていたが、自分が心からしたいことをしようと退職を決めた。
辞めて、すぐ世界一周へ出た。ずっとしたかったことだった。「何にも焦っていない、満たされている自分を、人生で初めて体験できた」。旅をしながら、誰からも眼差しを向けられていないその解放感を感じた。特にインドでは、違いが共存し、誰もが「自分は自分」と生きている人々の姿に、ありたい姿を見つけた。
旅の終わりには、ジュエリーブランドをやりたいという気持ちが固まっていた。きっかけは、旅の途中で気づいたあることだった。インドの片田舎でも、アフリカの小さな村でも、どんなに貧しい暮らしの中でも、人々は必ず何か装身具を身につけていた。石のついたシルバーのアクセサリー、ビーズのネックレス。それは単なる装飾品じゃなかった。自分を守るもの、自分を表すもの、自分であるための何かだった。その姿に、強く惹かれた。「自分らしくあるために人は何かを纏う」——それがジュエリーを通じたBE you.の原点になっていく。
旅を終え、いきなり起業はせず、まずはインドのビジネスカルチャーを知るため、インドにある日系の人材紹介会社に就職。入社したのはちょうど2期目だったが、3期目で会社全体が業績を大きく伸ばした矢先、妊娠がわかり、退職した。インドで出会結婚した夫は駐在員。専業主婦としてインドでの育児を楽しんでいたが、子供が一歳を迎直前、夫の本帰国が決まった。このままではジュエリーブランドの夢が終わる——そう気づいた瞬間、火がついた。子どもを抱えてインドの宝石店を回り、工房を探し、試作を重ねた。帰国後2年ほどの準備期間を経てNUDGEを立ち上げた。

キャリアも、世界一周も、インドでの起業も。外から見ればパワフルな人生に見えるかもしれない。でも内側には、ずっと生きづらさがあった。人の目が気になる、評価されないと無価値感を感じる。なんとかしたくて、大学生の頃から心理学の本を読み、コーチングを受け、自己探求を重ねてきた。ただ、ありのままでいられる瞬間は、いつも海外だった。
だからこそ、FOLKEで体験したことが、静かに深く刺さった。
どんな自分でも大丈夫という解放を、日本国内でもできる場があることに感謝を感じた。いつも海外でしか、この気持ちは体験できなかったから。-受講後アンケートより。
そんな時、代表の桜子と出会った。FOLKEを立ち上げることを話してくれて、その想いに共鳴した。ウェルビーイングな自分とウェルビーイングな世界の調和を、私も目指したいから。桜子の生き方に共感するから。その船、私も乗った。そんな感じが、参加のきっかけだった。
それまで散々、自己探求は深めてきた。でもFOLKEには、同じように自分を生きようとしている仲間と一緒に実践できる場があった。旅がそうだったように、人はやっぱり実践することでしか、ほんとうの意味では学べない。その実践を、一人じゃなく仲間と重ねられること。それがFOLKEの価値だった。なかでも、一生ものの体験をFOLKEの出会いの中で体験させてもらった。
3人目の子どもを授かったとき、すぐに一人のFOLKEファミリーに連絡をした。同期で出会った助産院を開業したひろみん。「自宅出産をしたい、どうしたらいい?」って。最初は海で産むことも夢見たが、予定日的に寒すぎる時期で断念。検診にも毎回同席して、日々の体調変化にもLINEで寄り添い続けてくれて、無事、ひろみん立ち会いの元、自宅出産で三人目が誕生した。
FOLKEを通じて、ひろみんと出会ったことで安心して実現できた自宅出産。内面をシェアする場を共にした人だからこその関係性。お産という、もっとも自分をさらけ出す瞬間を、信頼できる仲間に支えてもらえた。
Be you.であることへの願いは、仕事だけじゃなく、出産にも、暮らしにも、響いている。FOLKEは、その一つひとつのピースを、手渡してくれる場所だった。これってお金では買えない一生の体験価値よね。

FOLKEの同期と二人三脚で実現した、「自宅出産」
普段は音沙汰がなくていい。でも戻ってきたら、必ずおかえりと言ってもらえる。縛られていないけれど、自分のペースで帰れる居場所。
海外に行かなくても、日本でも、ありのままの自分でいられる場所がある。それってすごい安心感。いつでもふらっと帰る場所、FOLKEは「実家」やな。


FOLKEファミリーが結婚指輪にnudgeを選んでくれた時の記念写真。
photo by :studio casa